ハイドシェックの復刻盤

いつもながら、magnetさん情報でハイドシェックの初期のモーツァルトが2枚同時に再発売されることを知り、せっかくの新譜や再販のCDも気付いたら既に手に入らないことがしばしばなので、いそいでポチったんですけど、2枚同時に注文したのが別々で発送されて今日その2枚目が届きました。

そして、毎度ながらさすがというか、今日7月14日はフランス革命の口火を切ったバスチーユ襲撃の日ですよ。=フランスの建国記念日。

モーツァルトとフランス革命はボクの中で切っても切れないという様なことは、もう今まで何度もクドく書いたので今日は書きませんけど、こういう偶然はハイドシェクに関する限り茶飯事で、でもその度毎に強い衝撃を受けます。

ハイドシェックよりもたらされるこういう「お題」…「フランス革命」やヴィヨンの「去年の雪」…ここ数年は本当にどっぷりとその中に浸っているのですが、歴史学や社会学的な分析的なアプローチではなく、あくまでも音楽的、直感的な方法でいけるのもこの様な経緯があってこそで、そういう意味でもハイドシェクとの出会いはボクの中では非常にずっしりとしたものがあります。

7月14日は、ペリーが”上陸”、また、廃藩置県が”実行”された日でもある様で、歴史はこの様に動くという”力技”の見本市の様な日の様です。

ウィンパーがマッターホルンを”征服”したのも、ノーベルがダイナマイトを発表したのもまた7月14日。

今、これを書きながら聴いている23番の2楽章が、何とも沁みます。

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