ジャンヌダルク

本当に、テレビばっかり見てる訳じゃないんですけど、昨日たまたまテレビをつけたら「聖女ジャンヌ・ダーク」(ジーン・セバーグがジャンヌ役のやつ)という古い映画がちょうど始まったタイミングで、またまたヴィヨン・シリーズに戻らざるをえないというか・・・不思議なご縁が続きます。

ヴィヨンの例の詩にもジャンヌ・ダルクは登場していますが、その「ルーアンにイギリス人が火刑に処したる…」年に、ヴィヨンは誕生しています。

「聖女ジャンヌ・ダーク」は、悪夢にうなされる老いたシャルル7世の枕元にジャンヌが現れ、過去を振り返ってストーリーが展開するのですが、ヴィヨンの最初の罪に恩赦を与えたのもシャルル7世でした。

シャルル7世とジャンヌダルク

「聖女ジャンヌ・ダーク」より シャルル7世とジャンヌ

また、ヴィヨンの死刑が確定しMeung-sur-Loire のお城に閉じ込められていたときにシャルル7世は亡くなり、王位がその子供のルイ11世に引き継がれるにあたって、その戴冠の恩赦で死刑を免れたのだそうですが(そして例の詩もその同じ年に書かれたそうです)、そのMenug-sur-Loireでは、ジャンヌがオルレアン奪還の一部として戦った場所でもあるそうです

で、その戦いの舞台となった「橋」のたもとの古い建物にハイドシェックの友人が住んでいて、そこに連れて行ってもらった云々ということを前に書いてたんですが、現在はレストランか何かになってるみたいです。

レストランの名前は元々からの建物の名前ですが、「リレ・ルイ11」・・・リレはリレーの意味で、直訳すると(←マイブーム)”引き継ぐ” で、本来は馬の中継の場所とかいう意味なのだと思いますが、ヴィヨンに因んで考えると上記の様な意味で、ダブルミーニングのうってつけの名前になり得ます(笑)

ここの話は、chachatさんも過去にブログに書いていらっしゃいますので、勝手にリンクさせてもらいます。

このchachatさんの記事の中で出てくるハイドシェックの若かりし頃の写真・・・先日のシューマンのロマンスが入ったCDも含めて、カシオペのライナーに使われている写真ですが、1969年にMeung-sur-Loireで撮った写真なのだそうです。

(拝借w)

(拝借w)

ということで、特に結論がある訳ではないのですが、ここ最近の登場人物たちがグルグルと渦を巻いていて、ボクの脳みそは渦巻きになっています。

2 thoughts on “ジャンヌダルク

  1. みっひつーるー

    ぴやのやさんのアタマの中、
    非常に面白い。
    興味あります。
    きっと、何かの使命なんでしょう。

  2. BB 投稿作成者

    ♪みっひつーるーさん
    いやいや、ボクの頭の中は至ってつまらないんですが、外部要素が非常にアレなんだと思います。

    きっと、何かの使命なんでしょう。か?

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