疾走する・・・

またしても覚え書きです。すみません。

小林秀雄の、モーツァルトの疾走する悲しみに共感して、ネットをうろうろ彷徨っていたんですが、その批判というのがまたあるらしく、高橋悠治という人が小林秀雄—はじめての/来るべき読者のためにという、小林秀雄の特集の本の中で語っているらしい…ということがわかったので、そのことに興味を持ってさらにいろいろ彷徨っていたら、茂木健一郎との対談の動画を見つけました。(こちらのサイトでストリーミング配信されています)

長いので(笑)端折ってしか見ていないのですが、茂木健一郎がテンパっていてなかなか面白い動画です(笑)

高橋悠治のパフォーマンスから始まって茂木健一郎との微妙な会話に続くのですが、先入観もあって「屁理屈ばっかりで、うさんくさいおっさんだな」と思っていたのが、最後の方で小林秀雄について議論している辺を見て(途中にも出てくるかもしれませんが、全部通して見ていないので)、この高橋という人の言わんとしていることが、実はなかなか面白い…というか、考え方としてはかなり自分と近いのではないかと思い、またしても、上のリンクの本を注文してしまったのでした。

この動画も、その目線で今一度ゆっくり見ると面白そうなので、楽しみに取っておきます。

(追記)
後日、高橋悠治の小林秀雄批判の本を読んでみました→指が月をさすとき、指を見るバカ

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