指が月をさすとき、指を見るバカ

このあいだの、小林秀雄と高橋悠治のアレで、注文していた本が届いたので、パラパラと読んでみました。

内容はというと、それほど期待していた様なものではありませんでした。

高橋悠治の文章の始めの方に、日記のタイトルの「指が月をさすとき、指を見るバカ」という文が出てくるのですが、高橋をはじめ、この本の丸ごとが小林という批評家の批評みたいなもので、誰も「月」について言及している人がいない・・・という感想です。まぁ、元々そういう本なんでしょうけど。

「右手に見えますのが『右手』でございます。」というオヤジギャグで、素直に笑っとけ。と。いうことですかね。

高橋の文章の最終章のタイトルが「雪は白く、死者は死んでいる」というもので、図らずも「去年(こぞ)の雪、今は何処(いずこ)」をくり返しながら過去の美女たちを詠んでいる例のヴィヨンの詩の解読をあっさりと拒絶された様な気分になります(笑)

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感謝 <(__)>

指が月をさすとき、指を見るバカ」への1件のフィードバック

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