「20世紀の巨人」とは、奥さんのゴールトベルク山根美代子さんがシモン・ゴールトベルクについて書いた本のタイトルです。
シモン・ゴールトベルクの演奏は聴いたことがないのですが、フルトヴェングラーの招きで弱冠20歳でベルリンフィルのコンマスに就任したとか、ヒンデミットたちと弦楽三重奏団を組んで活動したとか、リリー・クラウスとデュオを組んで活動したりしていたとのことで、ボクが知ってる数少ないクラシック名演奏家の名前がよく出てきたり、ハイドシェックはヒンデミットの曲やクラウスの演奏がお気に入りだということもあって、かなり親近感を覚えます。
なぜいきなりこの話かというと(笑)、今日は発表会の調律に呼んでいただいたのですが、ホテルの敷地内にあるかわいらしいチャペルが会場で、そのホテルはゴールトベルクの終の住処になったところでもあって、所縁の品が展示してあったり、ホテル住まいのその部屋がアニバーサリー・ルームとして保存されていたりして、つい思いを馳せてみたくなってしまったというところです。
音楽に限らないのですが、「そのアーティストが見ていたもの」を見るというのは、作品そのものを見たり聴いたりすることと劣らずに好きかもしれません。
ということで(笑)、以下、写真の羅列です。
Thanks!:立山国際ホテル
お久しぶりです。
ステキな写真とレポありがとうございます!!
BBさんはいろんなことよくご存知ですね。
私も好きなアーティストの好きなものや見ていたものを知りたいと思いますが、
亡くなった方のこととかは、なかなか知り得ないですよね。
特に海外のアーティストは。。。あ、調査が足りないのかも(^^;;
フルトヴェングラーは大好きな指揮者なので、この方の演奏も聴いてみたいです!
それにしても素晴らしいところで発表会されるんですね!
♪セシルさん
ご無沙汰しております!
いろんなことに興味はあるのですが、すべて表面的です(笑)
本文を読むよりも、目次を見ながら妄想するのが好きです(笑)
セシルさんのブログは、大好きなアーティストにすごくどっぷり浸かっている感じがしてスゴいwと思いながら読ませていただいていますが、大好きなアーティストの目線を通して見えるものって、趣味の傾向はもちろんですが、何か箴言的な感じがしていいですよね♪
導かれている様な気分になります。
このチャペルは見た目やロケーションも素敵ですし、こじんまりした空間の割りに音響がスゴくライブだったりすることもあって、みんなで共有出来る様なとてもいい演奏会の雰囲気だと思いました。