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「サイバー空間防衛隊」か…

あいかわらず、ネタが無いので(笑)

今日のニュースに、防衛省、サイバー専門部隊にハッカー 採用を検討 というのがあったんですが、つい先日、たまたま「サイバー攻撃セキュリティレポート」という本を読んでいて、国単位で見てみると日本は本当に危機意識が脆弱なんだなという様なことを感じていたので、何となく印象が強いニュースでした。

そもそも、ボクもこういうジャンルはまったく疎くて危機意識なども皆無に等しいわけですが、じゃあなぜこんな本を読んだかというと、中世〜近世〜近代のイデオロギーの浸透の仕方とネット社会のそれが構造的に良く似ている(あるいは、比較しやすい)と感じて、リアルタイムで可視化出来る様な気がしたのでということなんですけど、いいタイミングでこんなニュースがあったので、安倍人事なども含めてちょっと俯瞰気味に眺めていられる様な気がします。

今、ちょうど、加藤典洋の「日本人の自画像」という本を読んでいて、本に書いてあることと自分の考えていることとがごちゃごちゃになってなかなか読み進められないのですがとても面白く、また、この本について紹介している松岡正剛の千夜千冊もなかなかの名文なので覚え書きに記しておきますが、仕事の方も溜まってきていてなかなかじっくりとモヤモヤしていられないのが残念です(笑)

リンドバーグのこと

オリンピックも佳境にさしかかり、明日から世間はお盆の大型連休で世論が先鋭化し辛いというタイミングというのはたまたま偶然だと思いますがw、一昨日消費増税法案が参院で可決された記念に(笑)、リアルタイムのマキャベリアン(狡賢い人たち)の考察も兼ねつつ、ずーっと前にちらっと触れたけど消えてしまった日記の内容をおさらいしてみたくなったので、英語版も含めてWikipediaにある範囲内くらいで考えてみます。

ハイドシェックの別荘ツアーに連れて行ってもらったのは、もう何年も前の話になってしまったのですが、ヴィヨンの件をはじめ、このツアーにはボクにとって様々な啓示が含まれていて興味が尽きず、しつこくてすみません(笑)

今回はハイドシェック家の別荘そのもののことについてです。

そもそもこの別荘は19世紀に作曲家のアンブロワーズ・トマによって作られたのですが、ハイドシェック家が所有する前には、大西洋無着陸単独横断飛行のリンドバーグによって所有されていたそうです。


庭の大きな木はトマの時代、周囲にたくさん生えている木はリンドバーグの時代に植えられたものだろうということです。

ボクは、ここで過ごした数日間があまりにも密度の濃い充実した時間だったので、帰って来てからもいろいろと調べたくなってリンドバーグについても調べたりしたのですが、彼がここを所有するに至った経緯は、実は必ずしもボクがここで感じた様な楽園的な幸福な話としてのものではありませんでした。

大西洋横断飛行の快挙を成し遂げて一躍英雄となった彼はどこに行っても人気者で、それゆえパパラッチの標的の元祖の様な人でもあったらしいのですが、そんな彼の境遇が災いしてか愛児誘拐事件で息子を失い、失意のうちにも更に群がるパパラッチを振り切るために、この島に隠遁したという様な経緯があるのだそうです。

「富豪が所有する島」のギャラリー « WIRED.jp

この事件はその後の捜査で一応の解決をみたものの、冤罪説など様々な憶測が後々まで引きずられている様で、そのあたりもいろいろと調べて見ているうちにとんでもない迷路にはまり込んでしまったのが、FRB法案というやつです。

(ちなみに、この事件ととても似た感じの後味のするケネディ暗殺事件も、FRBのキーワードと並べてググれます。)

FRBというのは連邦準備制度のことで、日本でいえば日本銀行、いわゆる中央銀行というやつで、紙幣を発行しているところです。

いわゆる「陰謀論」などといわれるものの大元を辿ると行き着く先がこの辺りなのですが、中央銀行の株主とかを検索するとアレなんですけど、で、上に引用したWikiのページにある様に

J.P.モルガンやポール・ウォーバーグ、ジョン・ロックフェラーの後ろ盾の下に、1913年に、ウッドロウ・ウィルソン大統領がオーウェン・グラス法に署名し、同年多くの上院議員が休暇で不在の隙を突いて12月23日にワシントンD.C.に駐在する連邦準備制度理事会と12地区に分割された連邦準備銀行により構成される連邦準備制度が成立した。[クリスマス休暇中、自分たちが買収した議員を残らせ、95名の下院議員と32名の上院議員が不在の中で採決を決行した。]

というのが、なんとなく今回の消費増税のタイミングの茶番と同じ様な匂いがした(ただし、現在日本では議員はほぼ皆さんが既にそっち側か、年間を通してお休み中みたいな感じですがw)のでこんな日記を書いてるんですが、話を戻して、この中で果敢にもこれに立ち向かったのがリンドバーグのお父さんだったわけです。

で、とっても不思議な事に、リンドバーグの奥さんアン・モローのお父さんはといえば、リンドバーグのお父さんとは真逆の位置にいた人で、陰謀論的にいえば…連邦準備制度も準備万端整ったあたりで偶然にも大恐慌が起こり、株価が底値になったところで「政治生命を賭して」ならぬ「資本家生命を賭して」なりふり構わず底値の株を買い漁って”混乱する社会を救った”のが、”たまたま”恐慌のきっかけとなったGMの資金繰り先のモルガン商会などで、このモルガンの当時のGM担当者こそがアン・モローのお父さん、ドワイト・モローだったというアレです。(ソースによって、ドワイト・モローはJ.P.モルガンの会長とかパートナーとかあるのですが詳しくは知りません)

(ついでに、同頁より引用↓)

「世界恐慌にまで発展した1920年代のアメリカの金融バブル崩壊に際して、連邦準備制度が明白な不作為によって事態を深刻化させた」と指摘する論者がいる。この考え方は今ではバーナンキをはじめとして広く受け入れられている。

100年程前の話なんですけど、これは陰謀論的には(笑)現在にも脈々と通じているわけで、日本銀行の株主とかでググると見え隠れするわけですが、そうそう、そもそも日本に消費増税を要求しているIMFについても内容的にはたぶんこれと同類(同一?)な訳で、記憶に新しいところではストロスカーンのアレとか、中川昭一大臣のG7の財務大臣・中央銀行総裁会議での意味不明な酩酊会見とかその後急逝された事とか果てしないわけですが、まぁ、民意ガン無視で「政治生命を賭して」とか言いたくなるのも分からないでもないというか(笑)・・・こんな感じでボクの別荘ツアーの余韻はつづくのでした。

というわけで、みなさま、良いお盆休みを! Bon Bon-yasumi ! 🙂

p.s.
ぜーんぜん関係ないけど、ムーミンの作者トーベ・ヤンソンとパートナーのトゥーリッキ・ピエティラが30年間春夏のアトリエとして過ごした島の映像だそうで、やっぱり、島、いいなぁ。


Klovharun – Jansson Island