今年の汚れは今年のうちに・・・ということで、年末大掃除(毒出し)特集のつづきです(笑)
今年の漢字というわけではないんですが、自分の中で特に今年いろいろと感じたり考えたりした中であぶり出されたキーワードの漢字として「卑」があります。
復興大臣が辞任したときに引用していたことばに「粗にして野だが、卑ではない」というのがありましたが、まぁ、その使われ方が正しかったかどうかは知りませんが、このことば自体は悪人正機で親鸞が言いたかったこととも通じている様な気がします。
悪人正機のことを書いた日記のいちばん下に書いたグダグダは、この「卑」というフィルターをかけると分かりやすいかと思うのですが、別にそこだけにとどまるわけではなくて、「(たとえ卑であったとしても)粗でも野でもありません!!」という主張・・・ともすると、攻撃性を帯びた主張(!)のいかに多いことかと。
まぁ、それ以上に「粗にして野、且つ、卑」みたいな、クレーマーとかモンスターペアレントとか、そんなのばっかりが繁殖するのも目につきますけど。(そんな横文字のかっこいい名前で中途半端に市民権を与えずに、「はなくそ」とか「○○カス」(ローリーのバンドの反対から読んだ方)とかで十分だと思います。)
脱線しましたが、
「粗にして野だが…」なんてことすら言わなかったけど、まさにそんな感じの匂いがする(というか、世間の扱いがw)日本代表の様な人たちが、気づいたらもういなかった・・・という様な郷愁を誘う(?)動画があったので貼っておきます。(すぐ削除されそうですけど)
かつて、日本にもこんな人たちがいた。
今は、もう、いない。
Mais où sont les neiges d’antan…