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横糸

昨日の日記に続き、今日はその松岡正剛自身の本・・・とはいっても、ここでも彼はホストに徹した企画の本ではあるのですが、『色っぽい人々』というのが届きました。

「色っぽい」といってもそっち方面じゃなくて、日本ペイントというペンキ屋さん(お世話になってます)のPR誌の中の企画で、”一流のゲストを迎え、色をテーマに、ゲストの魅力、作品、仕事の全貌を引き出すユニークな対談集” という内容の本なのですが、配達してくれた人が本のタイトルを確認していたとしら、間違いなくそっち方面だと思われてると思います(笑)

パラパラっとしか見ていませんが、しばらくは松岡正剛がマイブームになりそうな予感です。

こういう『横糸』的な存在って、本来は政治家とか新聞の編集者とかテレビのプロデューサーとか学校の先生とか近所の年寄りとか坊さんとか、そういうちょっと「エラい」人たちには当然そうあってもらいたいと、自分のことは棚に上げてボクみたいな凡人は期待してしまう部分なのですが、その希望はほとんどの場合悉く裏切られるわけで、自分の思考の中の短い糸もバラバラのままになってしまうのですが、それはそれで、というか、今書きながら「お、この例えは超ひも理論ぽい」とか思ってるレベルの話なのが何よりも総合的に残念な気がします。

機織りを考えてみると「織る」という行為は、固定された縦糸に汗水たらしながら『横糸』を通していく作業なわけで、結果、模様が出来たり、何より1次元なものが2次元になるわけで、

またまたワケの分かんない話になってきたのですが、「七夕の夕べに思う」という様な日記です。(分かり辛いですが『姫』にかかってます)

先程は、ピンク&水色のピアノの打ち合わせ中のお客様を見送りしてたら、空がピンクと水色になってて「あ、これこれw」とか言ってたんですけど、

七夕的にも、いい夕景ですね。

千夜千冊

またしても、いっぱいいっぱいになってくると頭の回転が無駄に空回りして、読書(したい)週間とかになって、無駄にAmazonを徘徊したりしているのですが、そんな中、このあいだ情熱大陸か何かで松岡正剛をやっていて『千夜千冊』を読みたくて読みたくて仕方なくなって来たんですが、幸いなことに8冊セット価格¥99,750という値段が即現実に引き戻してくれました(笑)

現実逃避の先は、とりとめも無くまったくいろいろなジャンルにまたがっているので、この『千夜千冊』なんかは本当にもってこいなんじゃないかと思うのですが、上の理由でばっさり切り捨てられて清々してるんですけど(笑)、最近Amazonで注文した本で『ピアノ大陸ヨーロッパ──19世紀・市民音楽とクラシックの誕生』というのがあります。これは、去年の秋頃からグダグダしてたテーマと守備範囲が重なっていそうで、以前から同じ著者の『クラシックでわかる世界史』という本を読んでみたいな…と思ってたところに新刊が出たようだったのでチェックしてた本で、目次を見ても面白そうな感じです。

ま、この辺は「ぴやのや日記」としてはある程度ど真ん中で軌道上にある訳ですが、それといっしょに注文した本が『エレガントな宇宙—超ひも理論がすべてを解明する』とか、すでにバッターボックスに後ろ向きに立ってる感じで微笑ましいのですが、実はですね、一昨年ノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎さんは超弦論の言い出しっぺの一人でもあるのですが、その人は実はボクの親戚のおじさん・・・と名前が1字違い(笑)で、宝くじの1等前後賞の次くらいに惜しい感じだったんですけど、あ、あと、ニュートリノの小柴さんがノーベル賞を取った実験はボクの生まれ故郷の町でやってて、草津音楽祭のとき20秒くらいお話しした仲なので(笑)、このような密接な人間関係上、話のネタに量子論くらいは押えておくべきだということで注文してみました(笑)

秀逸な睡眠誘導剤であるという予感はしています(笑)

あと何冊か注文してたんですけど、それぞれアレな感じなので省略して、
で、思いついて、「松岡正剛 エレガントな宇宙」で検索したらば…

出ました。
『松岡正剛の千夜千冊』
やばい(笑)
しかも、『千夜千冊マップ』 これ、すげーw
やばい(笑)

やばい(笑)やばい(笑)

この「エレガントな宇宙」の項が1001夜目で「7月7日、ぼくは前夜に千夜目の良寛を書いて、・・・」と始まっているところが、また何かアレな感じで、また無駄に神様の悪戯を連想してしまいます。