バラ 復帰

工房を引っ越してから、工房の前にあった鉢植えのバラを地植えにしたいとずっと思い続けていたのですが、T先生の家でも居場所が無くなったバラも一緒に、ようやくタイミングが合って地植えにすることが出来ました。

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myバラ1号の”ティファニー”。

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教室側の入り口にあった”ピエール・ド・ロンサール”と”レオナルド・ダ・ヴィンチ”。

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T先生の自宅から引っ越しになった”ナエマ”姉妹とミニバラ。

植え替えの時期的には少し遅い気もしますが、元気に根付いてくれることを願います。

土作りが面白そう 〜炭素循環農法〜

ということで、1坪強の小さな畑にジャガイモの種芋を植えてみました。

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作物も畑自体もまったく初めての経験なので、昨年の秋頃から野菜や畑の作り方などをちょこちょこと調べているうちに「炭素循環農法」なるものに興味が出てきたので、その様な理屈で作ってみようと思っているのですが、要は「土を作れば勝手に野菜を育ててくれる」という様な農法なんだそうで、土さえ出来れば肥料も農薬も水やりさえも要らないという、ボクの「やるときゃやるけどやらないときは全然やらない」というなまくらな性格にとっては夢の様な農法だというだけの理由なんですけど(笑)

とはいえ、根圏微生物だとか植物ホルモンだとかを調べていると、大脳辺縁系とか神経伝達物質とかの理屈にもあながち遠からずといったところで、ルソーが社会契約論やエミールを書いたのよりも精神衛生上無理が無い方向で、その「自然に帰れ」というテーマの延長線上を踏んで行くことが出来るジャンルなのではないかということなども思いつつ・・・そもそもルソーや宣長や広義のルネサンスの風潮だとかは、基本的に「自然に帰れ」というのではなくて「自然に立ち返れ」ということが言いたかったのだと常々思うのですが… 意味不明ですみません(笑)

で、具体的には、土の中で好気性の微生物を増やすため、土の中に空気と微生物のエサ(有機炭素)を増やせば良いらしいのですが、先日も書いた様に、ここの土はかなり粘り気のある粘土質であることと、もともと山だったところを削ってできた地面だということもあって、空気も炭素も”自然”ではなく”強引”に入れる様にしないといけないわけで・・・

ということで、なんとなくその理屈に合う様なイメージで畑を作ってみています。

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畝をなるべく高くして、側溝の一部を削って、畝の間はそこに排水が集まる様に勾配を付けた水路となるようにしました。(とにかく、雨が降るとほとんど地中には染み込まない様な土なので、通路に水たまりが出来ない様に雨の日に水の流れを確認・修正済み(笑))

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降雨時は水路が暗渠として確保される様、また、雨の無い日には通気性を確保する様に、畝の間の底の部分には太めの枝をざくっと入れてみました。
竹があればこの部分に使ってみたかったんですが、とりあえずその辺にあった材料で。

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枝の上に、剪定した木の枝を細かくしたものや朽ち木を砕いたものなどを入れてみました。
また、土には表層に籾殻をまぶしてみました。

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その上に(畝間)、昨秋に庭の落ち葉を集めていたものかぶせています。

後は、近所の農業の人が堆肥にするために日常的に廃菌床を使っている様なのでそれを少し分けてもらったり、剪定枝のチップを表層に少しまぶして一応形としては完成の予定なのですが、とりあえず、菌を増やすにはまず作物を植えなければ…ということもあるので、また追々に。

その近所の人には「とりあえず最初は失敗してみられ。」というたいへん有り難い言葉もいただいているので(笑)、また、「農家の数だけ農法がある」という様なことをどこかで読んだこともあって、まずは思う存分好き勝手にやってみようと思っています。


追記(4/7)

その後、

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朽ち木を砕いて表面に軽く抄き込みました。

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前出の近所の農業の人のところに廃菌床がとどいたので、一輪車でもらいに行って全体に軽く散蒔いてみました。
畑のかたちになってからは初めてその近所の人がこれを見て、窒素飢餓のことやらいろいろ教えてくれながら不思議そうに首を傾げて見ていました(笑)

炭素循環農法では、いわゆるN(窒素)、P(リン酸)、K(カリ)という様な、植物が直接吸収可能な形の肥効成分は畑に入れないのだそうで、そのへんの難しことはすべて微生物にお任せで、微生物のための炭素と空気のみを入れるという方法なんだそうですが、窒素飢餓についても、炭素資材の嫌気下での腐敗分解(いわゆる堆肥化の過程)→窒素吸収阻害物質生成→植物の窒素吸収活性低下→窒素不足という解釈らしいです。

「まぁ、やってみられよ。」
という、アウェーな生暖かい空気感が、たぶんボクは大好きなんですね(笑)


追記(5/7)

ジャガイモの芽がすこし大きくなってきたので、芽欠きをしました。

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ゴールデンウィークの前後は夏の様に暑い晴天が続きましたが、実験も兼ねて水やりはしていません。
種を蒔いたホウレンソウの芽はまだ小さいですが、水やりしなくても元気そうです。

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追記(5/20)

今のところ、元気に育っている様に見えて嬉しいです。

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ほうれん草は成長が遅い気がしますが、葉自体は元気そうです。(数日前に2度目の間引きをしました。)

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雑草取りや虫の防除などもしていないので、虫はいろいろな種類のものがいます。
炭素循環農法では、虫の害もひとつの判断基準になる様なので(良い状態で生長した野菜には虫がつかない。畑からいなくなるとのこと。)、今のところ、ジャガイモの葉っぱは若干虫のエサとなっている様子です。

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ちなみに、上記の畑を作って以降、その延長線上の場所も主に建物の湿気対策と雑草対策を兼ねて同じ様な畝を立てていたのですが、ついでなのでハーブの種などを蒔いてみていたものの芽もちらほらと出てきました。(高畝だけど、炭素資材は籾殻少々程度。)

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(↑連休頃の写真)

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直播き(テキトーにバラマキ)のスイートバジルの芽。

また、更にその奥の、建物の裏側に当たる部分は、横の土手の土が数年前(?)に崩れたままの状態だったものを均して、近所の人にもらったアサツキの株や大葉の種をまいてみています。(日照時間が上記の畑よりもさらに短い場所なので。)

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(大葉の芽)

念願の・・・

仕事が暇なこともあって(笑)ここ最近は料理なんかもする様になり、また、山の家にいるときは周りの空気の良さもあってか、なるべくシンプルなものを食べたくなって、玄米を食べたり野菜中心のメニューになったりしているのですが、この延長線上で視野に入ってくるのが「畑作り」なわけで、昨年から建物の横の方にある斜面を削って小さな畑を作ろうと思っていたのですが作業が全然間に合わず、それでもこの春には何かを植えてみたかったので、急遽、反対側の横の小さなスペースをほじくって突貫工事で畑を作っているところです。

建物の南側ではあるのですが、そのさらに南側の上方に急な斜面があるので日照時間はあまり無い場所で、冬には屋根の雪が落ちてきて春まで山になっている様なところなので畑の条件としてはかなり悪いんじゃないかと思います。それに加えて、この辺一帯の土は瓦の材料になるほどの粘土質なんだそうで、水はけとかいろいろ面倒な予感がしているのですが、それでもやっぱり何となく畑の形が出来てくると嬉しいものです。

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1〜2坪ほどのかわいらしい大きさですが、昨日用事の途中のホームセンターの入り口に並んでいたジャガイモの種芋を買ってきたので、近々植えてみようと思います。