Dior ジョン・ガリアーノが…

昨晩、たまたまT先生とパリコレの動画とかを見ながらディオールやジョン・ガリアノの話をしていたところに、昨日の今日で「仏ディオール:主任デザイナー解雇手続き」というニュースでびっくりしています。

まぁ、ボクがファッションどうのこうのというのは非常にアレだということは前にも書いたんですけど、ボク的にはデザイナーの中でもこの人だけは別格だと思っている人なので、残念といえば残念だけど、らしいといえばらしい出来事だとも思います。

自分の内側から何かを創造する感じの人って、生き方に不器用なところがあるというか・・・(笑)
カフェで酔ってしゃべってるこんな映像が晒されてスキャンダル〜解任になるのは、なんだか「おとなの事情」がありそうな気もしますけど。

(追記:
・パリコレ(プレタポルテ)2011年-2012年秋冬コレクション : 2011年3月1日(火)〜9日(水)(Diorは3/4、John Gallianoは3/6)、
事件(?酔った上での暴言(の事件化と暴露))があったのは2月24日(〜)
氣志團の件といい、中東界隈の独裁政権打倒の機運に抵抗してイスラエル・ロビーが必死な感じ?)

(追記2:
「Dior」のガリアノと、ガリアノ自身の「John Galliano」「John Galliano homme」では、ベートーヴェンやモーツァルトを弾くハイドシェックと自作曲を演奏するハイドシェックの様な違い・・・意味と結果が根本的に違うというか・・・がある様な気がして、、、これはまたゆっくり咀嚼してヴィヨンの解釈に生かすことにします。)

(追記3:
上の動画が削除されたみたいなので貼り直し(3/3))

「アカデミー賞授賞式でみごと主演女優賞を獲得したナタリー・ポートマン」の受賞時のコメントとして全世界に告知されたということ自体も、Miss Dior Ch?rieのイメージキャラクターなだけあってかなり香ばしい感じ。

(しつこく追記:3/4
「ジョン・ガリアーノ」パリコレのショーは中止
ガリアーノ、リハビリ施設入院へ

そもそも、なぜこんなにしつこくこのニュースを追いかけたくなるかというと、

トレンドを追いコマーシャルな服を作るデザイナーが多い中、ショーで「ファンタジー」を見せてくれる事の出来る数少ないデザイナーの1人である。

というWikipediaの記述が、短い文章(英語版の項目はもっと詳細)の中で見事に代弁してくれていて、現在のボクのテーマ(去年の雪とか孤高とか)に当てはまる、現代には非常に貴重な存在だと感じているからなんですが、

この件について、カール・ラガーフェルド(現在Fendi、Chanelのデザイナー)の対応と、パトリシア・フィールド(「Sex and the City」「プラダを着た悪魔」のスタイリスト)の対応が、そういう意味で好対照で味わい深いです。

・カール・ラガーフェルド:カール・ラガーフェルド、ガリアーノの事件への憤りを語る
・パトリシア・フィールド:Patricia Field Defends John Galliano 記事中にある彼女のブログ記事

関係ないけど、カール・ラガーフェルドがデザインしたSteinway(2003)

こういうの(意味不明の企画モノ)を見るたびに、ピアノは正直だとつくづく思います(笑)

パトリシア・フィールドのブログの最後の行
What is really going on here??(ここで本当は何が起こってるの??)

彼女の優れた正しい感性と勇気に敬意をこめて。)

(3/6
相変わらずこのニュースが気になっています。
しかし、擁護論の少ないこと。あったとしても、今回の出来事のみに関して「べつにいいんじゃね?」的なもの。
才能は、富と権力と名声(そして、それの信者たち=いわゆる”ブランド志向”的なものや、そこから供給された「今年の流行」とかいうのにそのまんま乗っかってる”トレンディー”な方々など)によってのみ擁護されるという事実をリアルタイムで目の当たりにするのは、とても貴重で、しかし、とてもありふれた残念なアレで、本当に気が滅入ります。
ことの成り行きや真相などのくだらないところは本当にどうでも良いんですが、モーツァルトもこんな感じで他人の屍と一緒に共同墓地に葬られたんだろうな。と。)

(3/9
ジャンポール・ゴルチエ、ガリアーノを擁護(3/5) AFP 3/7
一部抜粋:

「今回の不祥事についてとても悲しく思います。ガリアーノは、計り知れないほどの才能を持ったデザイナーでした」「これまでガリアーノが成してきたことは、人種差別とは完全に相反するものです」と擁護。

ガリアーノ解雇 その衝撃と困惑(asahi.com コラム 上間 常正 3/7)
上間 常正:元AFPBB News編集長 上記記事出典:asahi.com column 上間常正のアッと@モード

Dior新デザイナー予想が加熱 後任はティッシ? エルバス? ←”トレンディー”丸出し

(3/10
(前後して)<11/12年秋冬パリコレクション>「ディオール」会場の様子をレポート の中の

米「ヴォーグ(VOGUE)」のグレース・ コディントン(Grace Coddington)は「美しい作品だった。実に、美しかった。次にどう立て直すかは、そのうち分かることでしょう」とコメント。

グレース・ コディントン:米ヴォーグ(いわゆるアナ・ウィンター)のアーティスティックな意味での”センス”の部分の人

(4/16
ジョン・ガリアーノ、『ジョン・ガリアーノ』ブランドから解雇!!

そして、表象が一人歩きを始めるのか。Design << Sign(ブランド)

(5/10
ガリアーノ、今度は名誉棄損で訴えられる

ステファン・ゼルビブ(Stephane Zerbib)顧問弁護士が自分の銀行口座と自分が経営する会社の銀行口座から約300万ユーロ(約3億4600万円)を横領したとして訴訟を起こした。
訴えられたゼルビブ弁護士は9日、逆に名誉毀損などでガリアーノ氏を提訴したという。AFPが入手した訴状によると、ガリアーノ氏はこうした銀行取引についてすべて把握しており、懸念を示したこともなかったという。(c)AFP

(5/16
ジョン ・ガリアーノの初公判、6月22日に決定

(5/22
(ガリアーノとは関係ないが)
カンヌ映画祭:トリアー監督を追放 ヒトラー擁護発言で
ファッション 映画 ユダヤ人街 (& 支配階級 有産階級 知識階級)

(6/10
エヴァ・グリーン、友人であるジョン・ガリアーノの復帰を願う

ガリアーノ氏と親しいエヴァは、弁護するわけではないとしつつも、今回の事件は彼の人柄と相反するものだと英紙オブザーバー(The Observer)に語る。「ガリアーノ本人とは話をしていません。私は事の詳細をはっきり知らないので、この件を口にするのは難しいです」とエヴァ。「彼はとても繊細で、感受性が強く、素晴しいユーモアのセンスを持った創造的な人。(中略)ガリアーノは非常に才能あるデザイナーなので、ファッション業界に復帰すると確信しています。誰でも、たまに過ちを犯すことがあるはずです。私はユダヤ人ですが、彼が反ユダヤ主義者であるとは思えませんし、ユダヤ人に対するなんらかの反感を抱いているとも思えません。(略)」

たまたま並んだパルファンのポスター2枚が、魔笛の「善」と「悪」が入れ替わる構造にも見えて実に味わい深いです。
(モーツァルトの)ザラストロ=(ニーチェの)ツァラトゥストラ

(6/23
差別発言でディオール解雇のガリアーノ被告、公判開始

(6/24
ガリアーノ氏「私は薬物依存症」 「追い込まれた『殻』が差別発言」

「私はアルコールと精神安定剤と睡眠薬という薬物中毒の三重苦にいる」「高い創造性が必要な仕事で私は壊れ、アルコールが救いだった」

さらに薬物依存症に陥った原因については「ディオールに何十億円ももうけさせねばならなかったからだ」と語った。

事件が発覚するきっかけとなった45秒の動画も流れされたが、被告は「これは私の信念ではない。この動画に映っているのは傷つきやすく、助けが必要な人物だ。これは限界まで追い込まれたジョン・ガリアーノの殻(から)なんだ」と釈明。

(6/30
LVMH帝王、ガリアーノ氏に「もう帰ってこなくていい」

世界最大のラグジュアリーコングロマリットLVMHのベルナール・アルノー会長は、差別発言で公判中の天才デザイナー、ジョン・ガリアーノ氏に対して「帰ってこなくていい」と改めて突き離し、決別を宣言した。

(7/2
スーパーモデルのケイト・モスが結婚!ジュード・ロウやナオミ・キャンベルも式に参列

 ケイトのウエディングドレスはジョン・ガリアーノのデザインでノースリーブのシンプルなヴィンテージドレス。裾には銀色の刺繍があしらってあり、長いベールとともに華やかさを演出していた。

↑これに先立って、
ケイト・モス、ウエディングドレスのトレンドを決定!?
の記事もあった。(↓抜粋)

・・・ジェイミー・ヒンスと結婚式を数日後に控えるケイトのドレスは、以前ジョン・ガリアーノが制作すると報じられていたが、結局どのデザイナーに依頼したかは明らかにされていない。・・・


(7/11
初公判の日はパリメンズコレクション(’12ss)初日と同じ日だったみたいw さすがw

関係ないけど
「ナタリー・ポートマン、息子につけた名前は?」

ユダヤ人であるナタリーは、息子にヘブライ語で数字の1を意味する「アレフ」と言う名前をつけたようだ。

アレフって、そういう意味だったんだ。へー。”神”の祝福を。

(9/8
ガリアーノ、判決公判に出廷しない予定

ユダヤ人を差別する発言をしたとして侮辱罪で起訴されたデザイナー、ジョン・ガリアーノ(John Galliano)の判決が9月8日に言い渡される。しかし、弁護士によるとガリアーノ本人は出廷しない予定だという。

 ガリアーノは事件後、「クリスチャン ディオール(Christian Dior)」と自身のブランド「ジョン・ガリアーノ」を解雇され、現在は精神安定剤やアルコール依存の治療のため米アリゾナ州にあるリハビリ施設に通っている。6月22日、パリで行われた初公判には出廷していた。(抜粋)

(9/9
デザイナーのガリアーノ被告に罰金刑、ユダヤ人差別発言で

 [パリ 8日 ロイター] パリ軽罪裁判所は8日、反ユダヤ的発言をしたとして人種差別的侮辱罪で訴追されたクリスチャン・ディオールの元主任デザイナー、ジョン・ガリアーノ被告(50)に、執行猶予付きの罰金6000ユーロ(約65万円)の有罪判決を言い渡した。ガリアーノ被告は出廷しなかった。

 最高刑は禁錮6月、罰金2万2000ユーロだったが、裁判所は刑罰が軽減された理由として、ガリアーノ被告にこれまで犯罪歴がないことや逮捕後にアルコール中毒などの治療を受けていることなどを挙げた。(抜粋)

天才的デザイナー=ジョン・ガリアーノ、差別発言騒動で有罪判決! (←各社の報道の中でいちばん好意的かも。infoseek(楽天))

(抜粋)パリの裁判所はこの日、ガリアーノに対し6,000ユーロ(約65万円)の罰金と、原告に対し1ユーロを支払うよう言い渡した。ただし6,000ユーロの罰金は、今後5年間ガリアーノがフランス国内でいかなる罪もおかさなかった場合支払わなくて済む執行猶予付きだという。

この他にガリアーノは、今回の裁判にかかった費用90ユーロ(約9,700円)を負担する。

国内の痴漢えん罪などとほぼ同等の判決みたいですね。(参照:性犯罪・判例 淫行、痴漢、盗撮行為での各都道府県条例違反の罪の場合
罰則に対して、擁護の難しさや実質的な信用の剥奪などの効果はそれ以上かもしれません。


(10/17
ジャン・ポール=ゴルチエ、アナ編集長とガリアーノについて語る

【10月17日 MODE PRESS】デザイナーのジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)が、米ヴォーグ(VOGUE)のアナ・ウィンター(Anna Wintour)編集長とデザイナーのジョン・ガリアーノ(John Galliano)、2人の人物について語った。

■アナ・ウィンターは怖い人?

 ゴルチエは、アナ編集長と彼女の編集部を題材にした映画『プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)』について、「描かれていることは真実ではない。だから映画のこともあまり好きではない。アナ・ウィンターは、劇中で描かれているよりも、 もっと恐ろしい存在だよ。彼女はファッション界のひとつの象徴なんだ」と語った。

■ガリアーノは人種差別主義者ではない!

 反ユダヤ発言によってファッション界を去ったガリアーノについては「作品を目にすれば、彼が人種差別主義者ではないことは一目瞭然だ。証拠ビデオを見れば、誰かがジョンを煽っているのが分かるだろう。ジョンはとても才能ある人物。クリスチャン ディオールのために美しい作品を手がけてきた。彼が自分のブランドを失ったことは本当に残念だと思う。世の中には、ひどい発言や言動をしても、それに対する罰すらうけない人もいるのに」とコメントした。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS

正直な人です(笑)

(2012/2/27

皮肉にも売上高は過去最高の2011年

クリスチャン・ディオールグループの2011年の売上高は対前年比17%増の246億ユーロ(約2兆6400億円)、営業利益は同23%増の53億ユーロ(約5600億円)で、売上高は過去最高となった。

ほー。

(2012/4/10

ディオールの新デザイナーにラフ・シモンズ就任

何、この、お役所の人事異動的な誰でも良さ・・・

(参考:(2012.2.29付の記事)

More Dior Rumors: Bill Gaytten Signed On For Six More Seasons and Raf Simons Asked For Too Much Money

(2012/8/30

仏レジオン・ド=ヌール勲章剥奪、ジョン・ガリアーノ

元「クリスチャン ディオール(Christian Dior)」のアーティスティック・ディレクターのガリアーノは、ファッション業界への貢献を称えられ、09年に同章を受章した。今回の剥奪は、フランソワ・オランド(Francois Hollande)仏大統領の署名を得た決定として、先週同国官報で発表された。

・・・2か月間リハビリ施設に入所していた。その後目立った行動はないが、最近ではロサンゼルスへの移住を考えていると噂されている。(c)AFP=時事/AFPBB News

・・・・・

まったく関係ないとは思うが、ポートマンの話題がいつもガリアーノ関連の報道とタイミング的にかぶる気がする。イメージ・キャラクター的要素が大きい?

ナタリー・ポートマン、ディオール広告でヌードに

(2013/1〜2

オスカー・デラレンタ氏がジョン・ガリアーノ氏を招請

【ニューヨーク2013年1月19日PRN=共同JBN】ファッション・デザイナーのオスカー・デラレンタ氏(Oscar de la Renta)は19日、英国のファッション・デザイナー、ジョン・ガリアーノ氏(John Galliano)をニューヨークのデザインンスタジオに招き、3週間の予定でともに仕事をすることになったと発表した。

「ドルチェ&ガッバーナ」のふたり、ジョン・ガリアーノにエール

【1月28日 MODE PRESS】デザイナーのドメニコ・ドルチェ(Domenico Dolce)とステファノ・ガッバーナ(Stefano Gabbana)はジョン・ガリアーノ(John Galliano)の復帰を楽しみにしているようだ。

 ガリアーノは2年前に「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」のクリエイティブ・ディレクター職を解かれて以来ファッション業界から姿を消していた。しかし、先日、「オスカー・デ・ラ・レンタ(Oscar De La Renta)」のスタジオで13/14年秋冬コレクションを手伝うことを発表した。これを受けてドメニコとステファノは「ジョンのファッション業界への復帰が成功することを願っています。私たちはまばゆいほどの才能を持つ彼のファンです。2年ほど業界から姿を消していましたが、オスカー・デ・ラ・レンタのコレクションを見るのが今から待ち遠しいです」とコメント。

 オスカーは友人であり、いまもなお独自のクリエイティブなビジョンに信念を持つガリアーノに“セカンド・チャンス”を与えたいと明かしていた。ガリアーノは「デザインスタジオに招いてくれたオスカーには言葉で言い表せないほど感謝しています。私を信頼し、謙虚にサポートしてくれています」とコメントしている。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS


オスカー・デ・ラ・レンタ、ジョン・ガリアーノと仕事を続けたい

【2月14日 MODE PRESS】デザイナーのオスカー・デ・ラ・レンタ(Oscar De La Renta)は、13/14年秋冬コレクションに向け一緒に仕事をしてきたジョン・ガリアーノ(John Galliano)にショーが終わっても残ってほしいと考えているようだ。

 ガリアーノは「オスカー・デ・ラ・レンタ」の13/14年秋冬コレクション発表に向け、ニューヨークにあるオスカーのスタジオで一時的に仕事をしていた。13日のショーでその仕事は終了するが、オスカーは「ガリアーノにはぜひこのままいてほしい。彼がどうするかは、今はまだ話し合っていないので言えませんが…」と語る。

ジョン・ガリアーノ、ディオールを提訴 (February 7,2013
John Galliano sues former employer Dior for €15m )

ファッション・デザイナーのジョン・ガリアーノが、人種差別的発言をしたとして、2年前に同氏を解雇したクリスチャン・ディオールを不当解雇で提訴したことがわかった。請求金額は約1500万ドル(約14億655万円)にのぼる。同氏の代理人は「ガリアーノは、人種差別的な発言をした当時、アルコールや睡眠薬の依存症を患っており、正常な判断ができる状態ではなかった。フランスの法律では、健康上の理由で従業員をを解雇することは禁じられている。」とコメントしている。

ジョン・ガリアーノ、対ディオール訴訟の初審で勝利”決着には何年もかかる”  [2013/02/10]

2月4日に行われたパリ裁判所での第一審で勝利
ディオール側は15日間の控訴猶予があるが、今後の双方の出方やフランスの法律上によっては、決着がつくまでに何年もかかることになる

2008年に両ブランドとジョンが終身雇用契約を結んだことで、ジョンはディオールから固定年収100万ユーロ(約1億2,600万円)とボーナス金、さらに自身のブランドからデザイナーとして200万ユーロ(2億5,200万円)を稼ぎ出しただけでなく、コンサルタント料も受け取っている。

ジョンは今回の法廷で声明を残していないものの、2011年6月に人種差別発言した際に法廷で、仕事が原因のストレスといくつもの中毒症状があることを洩らしていた。ジョンが両ブランドからどれほどのプレッシャーを与えられていたかは明らかになっていない。

(おまけ)
「クリスチャン・ディオール」、2012年度の総売上高が約25%アップ

「Christian Dior(クリスチャン・ディオール)」のオート・クチュールの売上げが前年比で24%上昇した。同ブランドの2012年度総売上高は12億4,000万ユーロ(約1,568億円)を記録し、2011年度と比較すると約25%もアップしている。2012年度の大幅な売上増は、ジョン・ガリアーノの解雇後、 2012年4月にラフ・シモンズが同ブランドのクリエイティブ・ディレクターに就任し、デビューを飾った2012年秋/冬のオート・クチュール・コレクションが大成功を収めたことが売り上げアップの要因のようだ。

ちなみに、この件と関連して昨年の今頃追記したものを以下に再度引用。

皮肉にも売上高は過去最高の2011年

クリスチャン・ディオールグループの2011年の売上高は対前年比17%増の246億ユーロ(約2兆6400億円)、営業利益は同23%増の53億ユーロ(約5600億円)で、売上高は過去最高となった。

結果的に、…あくまでも結果論として客観的に見て、この結果はアルノーとしては 大 成 功 w

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